こんにちは、出目金です。
看護師として、デイサービスで機能訓練(からだを動かす練習のお手伝い)に関わっています。

今日は、ちょっとワクワクした話を聞いてください。


きっかけは、1枚の写真でした

ある日、海外のジムの写真を見ていて、ふと手が止まりました。

壁一面の、大きくてカラフルなポップ。
「YOU CAN DO IT!」
「STRONGER THAN YESTERDAY(昨日の自分より強く)」

文字がドーンと大きくて、色は元気いっぱい。
見ているだけで、なんだか体を動かしたくなる。

そのとき思ったんです。

「これ、うちのデイサービスでやったら面白いんじゃない?」


デイサービスの掲示物って、実は…

デイサービスの壁に貼ってあるものといえば。

どれも大切です。
でも正直、「見るとやる気が出る掲示物」って、あんまりないなあと。

トレーニングマシンが並んでいるのに、
壁は事務的なお知らせばかり。

ここに、あのアメリカのジムの空気を持ち込んだら——。
想像したら、ワクワクが止まりませんでした。


さっそく作ってみた

本社の「〇〇〇〇〇」のルールに反しない範囲で、まずは小さく1枚から。

作ったのは、こんなポップです。

たとえば、平行棒のそばにはこんな言葉を貼りました。

「くらべるのは、きのうの自分」

マシンのそばには、

「その一回が、ちからになる」

アメリカのジムの「攻め」の雰囲気をそのままにせず、
デイサービスらしい「寄り添う」言葉に翻訳したのがこだわりです。


貼ってみたら、こうなった

貼った初日。

ポップの前で足を止めて、声に出して読んでくださる方がいました。
「きのうの自分と、ねえ」と笑いながら、平行棒に向かう方も。

スタッフからも「なんか雰囲気が明るくなったね」の声。

たった1枚の紙です。
でも、場の空気は確かに変わりました。


環境の力って、すごい

看護師として現場にいて、いつも感じることがあります。

人のやる気は、根性だけでは続きません。
「その気になれる環境」が、そっと背中を押してくれます。

アメリカのジムのポップは、その工夫のかたまりでした。
それをデイサービス流にアレンジする。

お金はほとんどかかりません。
紙とペンと、ちょっとの遊び心だけ。

これからも少しずつ、ポップを増やしていく予定です。
「うちでもやってみたい」という方の参考になれば嬉しいです。


出目金|看護師。デイサービスでの機能訓練指導・看護業務を経て、人の暮らしに寄り添う仕事をしています。