こんにちは。〇〇柿生デイサービスの出目金です。
「デイサービスにマシンがあるって聞いたけど、どんな器械なんだろう?」
そんなふうに思っているご家族の方も多いかもしれません。
今日は、当施設で実際に使っているトレーニングマシンを3つ、わかりやすく紹介します。「どうやって使うの?」「どこに効くの?」が伝わるよう、動きを具体的にお伝えします。
1. スローイングマシン ——腕・肩を動かして上半身を整える
どんな機械?
椅子に座った状態で、両手でグリップ(取っ手)を持ち、前方に向かってゆっくり腕を伸ばしたり引いたりする機械です。
どんな動きをするの?
たとえるなら、ゆっくりした玉投げの練習のような動き。
腕を前に伸ばし、またゆっくり引き戻す。それを繰り返します。
負荷(重さ)は調整できるので、力が弱くても大丈夫。「少し動かす」というところから始められます。
どんな効果があるの?
腕や肩まわりの筋肉が動きます。肩がこりやすい方、腕が上がりにくくなってきた方に特に向いています。
日常生活でいうと、棚の上のものを取る、洗濯物を干す、といった動きに関わる筋肉です。「腕が上がらないと着替えが大変」という声もよく聞くので、この部分を維持することは暮らしの快適さに直結します。
2. ローイングマシン ——背中を使って姿勢を支える力をつける
どんな機械?
こちらも椅子に座って使います。両手でグリップを握り、お腹に向かって引きつけるような動作を繰り返します。ボートのオールを漕ぐ動きに似ています。
どんな動きをするの?
腕を前に伸ばした状態からスタートし、肘を曲げながらゆっくり体の方に引き寄せる。背中の筋肉が縮む感じがします。
背中の筋肉というのは自分では見えないため、鍛えているという実感がわきにくいのですが、「なんか背中がほぐれた気がする」「肩が楽になった」という感想をいただくことが多いです。
どんな効果があるの?
背中の筋肉(脊柱起立筋=背骨を支える筋肉)が鍛えられます。
この筋肉が弱くなると、姿勢が前かがみになりやすくなります(猫背)。猫背になると呼吸が浅くなったり、転びやすくなったりすることも。
「背中を鍛える」というのは、ただ見た目の問題ではなく、日常生活を安全に送るための土台作りなのです。
3. 平行棒 ——歩く練習・立ち上がりの練習に
どんな器具?
左右に手すりが並んでいて、その間を歩く、あるいは立ったり座ったりする練習をする器具です。リハビリ施設ではよく見られる器具で、「歩行訓練の定番」といえます。
どんな使い方をするの?
使い方は一人ひとり違います。
- 両手で手すりをしっかり持ちながら、一歩一歩ゆっくり歩く練習
- 片手だけで支えながら、バランスを保つ練習
- 椅子から立ち上がる練習(手すりを使いながら、ゆっくり立つ)
最初はぎこちなく感じていた方が、何度も繰り返すうちに「あ、少し楽になった」と感じてくれる瞬間が、スタッフとして一番うれしい時間です。
どんな効果があるの?
歩くために必要な筋力・バランス感覚・体の使い方を整えます。
「転倒が怖くて外に出られなくなってきた」「つい足が出にくくなってきた」という方に、特に取り入れてほしい訓練です。
まとめ
3つのマシン・器具を紹介しましたが、共通しているのは「座った状態でもできる」「負荷を調整できる」という点。無理なく、その人のペースで取り組めるのが、デイサービスのトレーニングの特徴です。
「うちの親に合うかどうか不安…」という方は、見学だけでも大歓迎です。実際のマシンを見ていただくと、イメージがつかみやすいと思います。
いつでもお気軽にご連絡ください。
出目金|看護師。デイサービスでの機能訓練指導・看護業務を経て、人の暮らしに寄り添う仕事をしています。